LIAQUS(リアクス)
ポータブル
小型・軽量の
超音波骨密度測定装置
より簡便な骨密度測定を目指し、LIAQUSポータブルは開発されました。
従来の機器に比べて小型・軽量なためポータブル性に優れ、あらゆる場面で活躍します。
LIAQUSポータブルに関する情報
製品特長や測定方法、評価ツールについてご確認いただけます。
LIAQUSポータブルについて よくある質問
- s-SOSとは何ですか?
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s-SOSは「標準化SOS:Standardized SOS」の略でQUS標準化委員会により検討された指標です。異なるメーカーから販売されている超音波骨密度測定装置において、その構造やアルゴリズムの違いによって同じSOSを測定していても、機種ごとに異なる値になってしまうことを解消するために設けられた平均値です。各社のSOS値に対して、原理的には同じ値となるような計算でs-SOS値に換算します。
【参考文献】
日本骨粗鬆症学会,QUS標準化委員会,“QUSの標準化について”. Osteoporosis Japan, 17,(2009).
- QUSとDXAの測定結果に相関性はありますか?
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以下のような相関係数が報告されています。
<文献からの引用>
100 例以上を検討した論文の結果をまとめると,SOSとBMD(脊椎,大腿骨近位部,踵骨,全身骨DXA)との相関係数は 0.35~0.72 -(中略)-であった。
【参考文献】
日本骨粗鬆症学会,骨強度測定機器の評価と臨床応用に関する委員会."QUS使用の実際",Osteoporosis Jpn,13,(2005).
- 治療効果判定(治療モニタリング)に使用できますか?
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現在のところQUSが骨粗鬆症の治療モニタリングに有用であるというコンセンサスは得られておりません。
- 禁忌・禁止はありますか?妊婦への使用は可能ですか?
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踵骨を測ることを意図しておりますので、踵骨以外には使用しないでください。
妊婦に対して使用を制限すべき事象はございません。
- 測定に年齢制限はありますか?
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測定を行うことについては年齢制限はございません。
測定結果の判定に用いている年齢平均値は、女性は5~89才、男性は20~84才のため、それ以外の年齢では一部計算されない項目がございます。
- 測定の際に気を付けること、注意すべきことはありますか?
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踵のSOS値は足部の温度によって変化してしまうため、夏場は低く冬場は高くなる傾向にあります。従いまして、同じ被検者を追跡して測定を行う場合にはなるべく一定の温度下で測定することをお勧めします。
また、測定時の足の姿位、踵位置によっても誤差を生じますので、なるべく同じ位置で測定することが重要となります。
- 測定する足のサイズに制限はありますか?
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足長は18cm以上、踵幅は7cmまで測定可能です。
- 何度測定しても「エラー」が出て測定できない人がいますが故障でしょうか?
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骨密度が著しく高値である場合や、踵の幅が広い場合は超音波が透過しにくいため、稀に測定できない場合があります。他の人で試しても測定できない場合は故障の可能性がありますので当社までご連絡ください。
- s-SOS値評価ツールの判定結果のデータは保存できますか?
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Webシステム上には測定結果を保存できません。
測定結果を保存したい場合は、PDFデータを保存いただくか、プリントアウトしてください。
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